一昨年、現役を退いたアニカ・ソレンスタムが来秋アイルランドで行なわれるソルハイムカップで副キャプテンを務めることがわかった。
ソルハイムカップとは2年に1度ヨーロッパとアメリカがチーム戦で競う女子版ライダーカップ。アニカは欧チームのアリソン・ニコラス主将の依頼で参謀役を引き受けた。
「電話を受けたときは一瞬、言葉を失いました。まさか私に白羽の矢が立つとは。でも人生で最高の思い出のあるイベントなので受けることにしました」
現役復帰? と思いきや、
「あくまでもロープの外から、これまでの経験から学んだことを選手たちに伝えるだけ」
と、黒子に徹することを強調した。
欧州チームは、これまで米チーム相手に3勝8敗と劣勢。そこでアニカが、最終兵器として器用されたというわけだ。現在は妻、母、実業家として活躍する彼女の手腕に注目したい。
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