真っすぐ350ヤードを目標にスウィング改造を重ねている石川遼だが、いまパッティングの改造にも取り組んでいる。
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遼が使用するパター、片山も気になる?
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2008年シーズン後半は、カップまでジャストタッチで入れることに取り組んでいた石川。
昨年は、常にオーバーめに打っても返しを外さないことをテーマにパッティングに取り組んだ。しかし、その結果、手元よりヘッドが先行するストロークになり、「強弱の安定にかけてタッチが合わなくなっていた」と58をマークした中日クラウンズの2日目ぐらいから違和感を感じていたという。
そして先週のダイヤモンドカップから「どんな距離でも30~50センチはオーバーに打つ」、という新たなテーマに取り組み始めた。
「タイガーはどこからでも50センチオーバーに打つ。常にそれができるのは超一流の証」と石川は目標を口にしている。
その石川のパッティング改造に一役買うのが『ホワイトアイスix#5』センターシャフトのパターだ。シャフトの延長線上に芯があるため、打ったときの感じがそのまま手に伝わり、打感と距離感とを一致させやすいという理由で使用している。
だが、やはりエースパターは数々の記録を作ってきたL字マレット『ホワイトアイスix#9』で、センターシャフトの#5は、あくまでもパッティング改造途上のリリーフ的な存在らしい。「いずれL字マレットに戻すことも考えている」と父の勝美氏。
どんな距離でも50センチオーバーのパッティングへの改造が完成したら、再びL字マレットに戻すことを視野に入れている石川。“超一流”を目指す彼が今後手にするパターにも注目だ。
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