関東ゴルフ連盟(KGA)では今年から新たに女子のクラブ対抗「関東女子倶楽部対抗~報知杯」を主催。今週から各地で予選を行っている(決勝は8月23日)。この大会には主催者の当初の予想を上回る数の申込みがあった。
KGAが初めて女子のクラブ対抗を主催するに当たり、同連盟では昨年、加盟クラブにアンケート調査を行った。その結果、参加クラブは171と読んでいたのだが、実際にはそれを10余上回る182クラブからの申し込みがあり、この6月7日から9地区で順次予選を実施している。
「地区予選での1チームの出場人数は4~6人なのですが、うち2人は50歳以上という規定を設けたので、予想より減るのでは、という心配もあったのですが……」(大会事務局)
それが杞憂に終わった背景には、やはり女性の競技志向の高まりがある。実際、8日に栃木ブロックの予選会を行う宇都宮CCの柴田勇一支配人は、
「大会前に、各クラブチームは3~4回も練習ラウンドに見えています。男子のクラブ対抗以上に熱心ですね。女性は平日でもチーム全員が集まれるので団結力が素晴らしい。うちも大会前はほぼ毎日集まって練習してました」と熱の高まりを証言する。
さらには、各クラブがこうしたムードを「充実したクラブライフ」の一環として内外にアピールするという、営業上の狙いがあることを指摘する関係者も。
さまざまな分野で女性が元気な日本。ゴルフ界もご多聞に漏れないようで。
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