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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 7/6号
2010/6/25更新

今年の全英女子はやってくれそうな
日本人選手6名が参戦

 全英リコー女子オープン(7月29日~8月1日、ロイヤルバークデールGC)に、日本ツアーから出場権を獲得したのは、パク・インビ、アン・ソンジュ、有村智恵、飯島茜、北田瑠衣の5人。ランキング1位の横峯さくらは、昨年のツアー選手権リコーカップの優勝で出場権を持っており、繰り上がりで6位の北田が入った。


飯島は2年ぶりの優勝で、初の全英女子オープンに挑む
 

 1976年に始まり、1997年からメジャーとなった同大会。

 日本ツアーから出場権を得たなかで注目選手は、サントリーレディスで2年ぶりに優勝し、全英に初出場する飯島茜だ。
「全英に行けると思っていなかったが、出る以上は頑張りたい。テレビで全英オープンを見たり、人に聞いたりした話では天候が不安定で風が強くてグリーン周りから寄らないイメージ。寄せられる人が上位にいる感じです。風のなかで必要な低いボールは前から勉強してきたので楽しみ」と、目を輝かせる。

 今回、そんな飯島の復活優勝の原動力となったのは、ティーチングプロのジョー・ティール氏とのタッグの復活だった。

 昨年秋、ちょうど来日していたジョーに会ったとき、調子が悪かった彼女が、ジョーに頼んでスウィングをチェックしてもらったところ、「原点に戻ってちゃんと教えてもらおう」という気持ちになり、オフには渡米してキャンプまでした。

 修正した点は、とても基礎的なものばかり。グリップや構え方、ターゲットへの向き方などがほとんど。しかし、飯島は「プロでも忘れがちなのが基本です。それを改めてみつめることがいいかに大切かわかりました」という。

 ちなみに、全英女子オープンへは、賞金女王への道をひた走っている宮里藍、米ツアー2年目の宮里美香の2人も昨年、15位以内に入っているため、すでに出場権を得ている。前回は、宮里藍は3位タイ、美香は11位タイだった。

 6名の日本人女子プロたちの、1977年に全米女子プロを制した樋口久子に続くメジャー制覇に期待したい。




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