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63歳になったいまも、レギュラツアーにこだわる尾崎
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2011年度の世界ゴルフ殿堂入りを決める投票が7月19日を締め切りとして行われている。注目はこの投票が行われるようになった1996年から候補者リストに載り続けながら、殿堂入りを果たしていないジャンボ尾崎の当落だ。
樋口久子、青木功、岡本綾子と3人の日本人が世界殿堂入りを果たしたが、その候補になる条件は、メジャー優勝6ポイント、米・欧ツアー優勝3ポイント、日・亜・豪・南ア各ツアー優勝2ポイントなどの合算が50ポイントを超え、なおかつ40歳を過ぎた選手。
ジャンボは225ポイントで候補者のなかでは2番目になるG・マーシュの114ポイントをはるかに凌ぐ圧倒的なトップだ。
殿堂入りの投票が始まった1996年当時、候補者リストには、ジャンボや前述の3人の他に倉本昌弘、森口祐子、中嶋常幸、大迫たつ子、杉原輝雄、吉川なよ子など多数の日本人選手の名前が挙がっていたものの、推定350人ほどのジャーナリストなどで構成される投票者から2年連続で5%以上の得票を得られない場合は、リストから外され姿を消した。
現在は投票者1人で最大3人まで投票でき、殿堂入りに必要な得票数も65%以上、または65%を超える選手がいない場合は50%以上を得た最高得票者と改められた。
2009年はオラサバルが56%の最高得票を得て今年の殿堂入りを果たしたが、ジャンボは40%の2位でダメだった。
今回の殿堂入り候補者(インターナショナル枠)は、ジャンボを含めてG・マーシュ、C・モンゴメリー、I・ウーズナム、R・グーセン、S・ライル、N・V・ニダ、P・アリス、D・クラーク、M・フォークナーの10人。日本から4人目の殿堂入りが出るのか。発表の来年5月、どうなっているかいまから楽しみだ。
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