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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 7/13号
2010/7/2更新

23歳が最年長
低年齢化が進む日本女子アマで奮起した「お姉さん」


準決勝まで進んだ23歳の久保(右)と、21歳の土岐
 
 日本女子アマゴルフ選手権で、今年も低年齢化に拍車がかかっていた。決勝のマッチプレーに進出した32名の平均年齢が16.4歳で過去最低。17.3歳だった昨年の平均を1歳近く縮めたことになった。

 この平均年齢、日本ジュニア選手権なら話はわかる。しかしこれが日本女子アマというから驚く。

 アメリカでは15歳のアレクシス・トンプソンがプロデビューし、男子も16歳のM・マナセロをはじめ続々と10代のプロが誕生しているご時世だからめずらしい話ではない。が、それにしても、という気がしてならない。

 そんななか中高生に混じって決勝マッチにコマを進めた20代が3人いた。元阪神タイガースの久保康生氏を父に持ち、双子の姉・啓子がすでにプロ入りしている最年長の久保宣子(23)、名古屋商科大4年の土岐香織(21)、土岐と同じ大学の1年後輩、山田成美(20)の面々で、久保と土岐が準決勝まで勝ちあがる大躍進? した。

 23歳9カ月の久保は、2000年に同大会がマッチプレー方式を取り入れて以来、ベスト4進出の最年長記録(それまでは酒井千絵の23歳1カ月が最年長)を更新。決勝に進めば、決勝進出者の最年長記録を2歳近く更新するところだったが“お姉さん”の奮闘も準決勝止まり。

 注目の決勝マッチは19歳になったばかりの酒井美紀と中学3年(14歳)の柏原明日架の対戦。いやぁ~、若い! この分だと2000年代生まれの小学生がチャンピオンに輝く、なんて日も近いかもしれない。

 
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