週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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練習大好き！
石川遼がハマってる水中エクササイズ

プロ入り前からトレーニングは欠かさなかった石川遼

　全英オープンでショートゲーム、とりわけパッティングの重要性を再認識した石川遼は、さっそく国内ツアーでクロスハンドグリップにトライし始めた。しかも、全米オープンで課題となった体力面でも、新しい取り組みを行っていた。

全米オープンでは上位で予選を通過しながら「４日間戦える体力と精神力がなかった」と、反省した石川。ワンランク上のトレーニングとして始めたのは、『水中エクササイズ』だ。

　石川に帯同する仲田健トレーナーは、「水中では浮力で体重は６分の１になり、その分、関節に負担を掛けずに筋肉に刺激を与えることができます」という。ゆっくり歩くリハビリから、ダッシュするアスリートの筋力強化まで、水中でのエクササイズは幅広く応用ができるとのこと。石川の場合はもちろん下半身の筋力を始めとする体力アップが目的だ。 　

「水中で泳ぐ、歩くという基本的なことばかりではなく、もも上げしながら捻転して歩くとか、両手を大きく開いたり閉じたり、手のひらを上に向けてアームカールをしたり、様々な応用ができます。遼くんは、水中でスウィング動作もやっていますよ」（仲田氏）

　石川は小学時代にスイミングスクールに通っていたころ、競技コースへ進むことを勧められたほどのスイマーだっただけに、まさに水を得た魚といったところだ。 　

　この暑い夏、海やプールに行ったときに、皆さんも試してみてはいかがだろうか。

　
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