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今年、日大を中退しアマ資格保持のままQT受験中
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2007年に石川遼がマンシングウェアKBCでアマチュア優勝を果たして以来、若手アマの活躍が目立つようになったが、JGTOの2部ツアー、チャレンジトーナメントで、20歳のアマチュア小平智(さとし)くんが優勝した。
小平くんが優勝したのは、8月19日~20日に行われた鳩山カントリークラブ・GMAチャレンジトーナメント。初日、8アンダーの64で2位に2打差のトップに立った小平くんは、2日目も5アンダーとスコアを伸ばし、2打差を保ったまま逃げ切った。
チャレンジトーナメントでのアマチュアの優勝は、同トーナメントの前身であるグローイングツアーで、1993年に当時アマチュアだった片山晋呉が水戸グリーンオープンで優勝して以来。
現在、JGAのナショナルチームのメンバーで、今年は関東アマチュア選手権でも初優勝を果たした小平くんだが、2年間在学した日大を中退し、アマ資格を保持したままQTを受験。今月行われたファーストQTでは、2位に5打差をつけるダントツのトップ通過を果たしている。
チャレンジトーナメントの優勝者は、JGTOが指定する直近のレギュラーツアーに出られるという規定がある。ただし、それはプロに限定されるため、小平くんがその資格を得るためには、プロ転向が必要になる。
すでにQTを受験し、プロへの道を歩き出した小平くんだが、ナショナルチームのメンバーとしての立場もあり、プロ宣言については数日考えさせて欲しいと保留しているという。
薗田俊輔と同年生まれ(1989年生まれ)の小平くん。薗田は明大に在学したままQTを受けて、今季初優勝を果たしたが、さて小平くんはどんな選択をするのか、注目したい。
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