日本のトッププロと韓国のトッププロが激突した「現代キャピタル招待韓日対抗戦」。9月10~12日、韓国・済州島で行われた大会には、石川遼をはじめ、片山晋呉、藤田寛之らそうそうたるメンバーが参加したことから、大いに注目を集めたのだが、地元韓国での盛り上がりはどうだったのだろう。
まずギャラリー数。初日はわずか250人。2日目、最終日は1,000人近くにのぼったというが、それでも日本のトーナメントと比べれば寂しい限り。その時の様子を教えてくれたのは、現地で取材にあたっていたゴルフネットワークの小川雅之氏。
「開催場所が、高級観光リゾートの済州島ということもあったのでしょうが、ギャラリー数から見ればそんなに盛り上がっているという感じではなかったです。取材陣も、現地中継局のKBSのクルーを除けば、日本側が40人前後いたのに対し、韓国側は約20人。街全体も、ゴルフの韓日戦があるというような雰囲気ではありませんでした」(小川氏)
そんななかで勝った日本チームは、猛ハッスル。「戦っているうちに熱い連帯感が生まれたようで、まさにチーム一丸となって戦っていました」(小川氏)
チームを組むのは初めてという片山晋呉と池田勇太も意気投合。お互いに声を掛け合う姿などは感動ものだった。
来年以降も開催が予定されるというこの大会、次回は韓国でも大いに盛り上がることを期待したい。
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