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週刊ゴルフダイジェスト 10/19号
2010/10/11更新

やっぱり飛ばす「若手」が強い
イーグル王の加瀬秀樹がシニア初V


今年50歳になり、シニア入りした加瀬だが、いまだ300ヤードドライブを連発する

 今季10試合を予定している国内シニアツアーの7戦目、日本プロシニア選手権は加瀬秀樹が2位の倉本昌弘、尾崎健夫、水巻善典、フランキー・ミノザらに4打差をつける通算13アンダーで圧勝。真板潔、高見和宏に続き3人目のシニアルーキー優勝者になった。

 日本プロシニア選手権3日目に65をマークして通算10アンダーの首位タイに躍り出て、最終日も69とスコアを伸ばし混戦を制した加瀬秀樹だが、その爆発力の原動力は、なんといっても、衰えを知らない飛距離だ。

 シニアツアーはドライビングディスタンスを計測していないため、正確な飛距離は不明だが、3日目の65は2イーグルを含むもので、飛ばし屋の証明。加瀬は今季これで4つのイーグルをマーク。7月に初参加した全英シニアオープンで、トム・ワトソンやベルンハルト・ランガーらのスウィングを見たのが参考になっていると加瀬はいう。

「ダウンブローを意識したスウィングに変え、フェードやストレートを打っている」と、正確性を加味したスウィングが好スコアにつながったと加瀬は話す。

 今季のシニアツアーの優勝者の顔ぶれを見ると、中距離ヒッターの真板潔はともかくとして、スウィング改造で飛ばし屋に変身した植田浩史を筆頭に室田淳、高見和宏、池内信治らロングヒッターが多い。

 日本プロシニア選手権は、7,000ヤードを切るセッティングだったが、雨のためランが出ず、余計に飛ばし屋有利になったといえる。

 加瀬は1990年の日本プロ選手権がツアー初優勝。20年ぶりの日本タイトル獲得となった

 
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