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海越えのパー3が名物ホールのベイコース
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今年3月ハワイ・マウイ島のカパルアリゾート・プランテーションコースを買収したユニクロの創業者で現社長の柳井正氏のプライベートカンパニー(TYマネジメント)が、9月末同リゾート内に隣接するもう1つのコースを買収していたことがわかった。
プランテーションコースはPGAツアーの開幕戦開催コースとして有名だが、今回同社が2410万ドル(約20億4,800万円)で買収したベイコースは2008年にLPGAツアーのカパルアクラシックを開催しており、設計はアーノルド・パーマーとフランシス・デュエイン。1975年オープンと歴史も古い。
パイナップル農場を経営するマウイランド社が所有していたが、コースに隣接する形で建設した高級住宅の分譲がサブプライムショックに端を発した不動産不況で上手くいかず資金繰りが悪化。売りに出ていたのを大のゴルフ好きで知られる柳井氏が目をつけたというわけだ。
ハワイのゴルフ場事情に詳しいH・I・パシフィックの佐藤雄二氏は「円高で今がちょうど良いタイミングだったのでは」と話す。このご時世にアメリカの有名コースを次々と取得するとはさすがユニクロパワー。ゴルフのほうでも、柳井氏の動向から目が離せない?!
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