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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 10/26号
2010/10/18更新

「もっとパパッと勝てると思っていた」
ビッグマウスは谷口譲り? 初V松村の素顔


「優勝の2文字を追いかけてプレーしてきた」と松村。谷口との合宿でビッグマウスと自信も学んだ?

 「コカ・コーラ東海クラシック」(9月30日~10月3日、三好CC)で、藤田寛之、兼本貴司とのプレーオフの末、ツアー初優勝をもぎとった松村道央。いまひとつ馴染みが薄いが、彼の素顔とは……?

 いかにも今どきの若者風の容貌ながら、実は場を盛り上げるムードメーカーで、物腰は柔らかく、気配りのできるというのがプロ仲間の評だ。

 1983年埼玉県生まれ。10歳でゴルフを始め、日大4年生時に日本学生ゴルフ王座決定戦で2学年下の池田勇太を下し、第34代学生王座の栄冠を手にした。

 プロ転向2年目、ツアー出場2戦目で10位タイ、同年チャレンジツアー賞金王。翌年に賞金シード入りを果たすなど、トントン拍子に映るが、本人は歯がゆさを募らせてきた。

「2008年の『ミズノよみうり』3位で手応えをつかみました。でも、自分では勢いでパパッと勝てるタイプだと思っていたのに、次の年も勝てず優勝の2文字が遠のいていきました」(松村)

 自信を取り戻したのは今オフ。1月にハワイでキャンプを張り、谷口徹の宮崎合宿に2度参加。
「谷口さんからはショートゲームの巧さや、ここ一番の集中力を学べ、優勝するのに足りない部分がわかりました」

 ドライバーを新しくして飛距離が15ヤード伸びたことも初優勝につながった。
「セカンドを1つ2つ小さな番手で打てるので楽になりました。ロングアイアンだとグリーンセンター狙いになりますが、6番や7番ならピン方向に打てます。このコースはこんなにバーディが取れるのかと驚きました」(松村)

 ショートゲームとショットが噛み合えば怖いものなし。この勢いのまま2勝目、3勝目という話も現実味を帯びている。

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