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女子パワーで売らんかな! 右からベッキー起用の「ロット」、押切もえの「ミズノ」、森下千里「ネフェリーティ」
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来年年明けからゴルフウェアを本格展開する『ロット』のイメージキャラクターにタレントのベッキーが就任。他にも有名人を起用するブランドが相次ぎ、今やイメキャラ戦略は花盛りの様相だ。
ロットが8月に行った新作発表会でベッキー効果はすでに現れ始めていた。発表直後にネットが取り上げ、その後も一般誌や経済紙が報じるなど業界全体が注目。いくら活況なジャンルとはいえ、彼女なしではここまで話題にはならなかっただろう。
ブランド増殖中の今、訴求効果を高めるには何といっても「わかりやすさ」がポイント。イメキャラの果たす役割も大きい。
『MUスポーツ』⇒森泉、『フィラ』⇒長谷川潤のように人気モデルとコラボし、プロデュースまで任せるのも最近の傾向だ。
なかでもミズノの『押切もえコレクション』は準備期間1年、クラブを含む全アイテムのデザイン画から本人が携わるという力の入れようで、3カ月で7割の出荷予定量をクリアしたという。
また、タレントの森下千里も『ネフェリーティ』というウェアブランドをデザイン、生地選びから担当している。
ここまでくると“イメージ”の域を完全に越えていると言えなくもないが、プロジェクトの中心に立ってしまう今どきの女子ゴルファー。そのパワーは侮れない。
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