欧州ツアー・カスティーヨマスターズで17歳のイタリア人選手、マテオ・マナセロが同ツアー最年少記録で優勝した。イタリアには、同じ欧州ツアーで活躍するエドアルドとフランシスコのモリナリ兄弟がよく知られているが、イタリア版石川遼ともいえるマナセロ優勝との相乗効果で、イタリアにもゴルフブームが到来するのだろうか。
マナセロは初優勝について、
「今朝、エドアルドから『今日は重要な日となる。ゴルフを楽しんで来い』といわれて、随分と勇気ずけられた。この勝利で、より多くの若いイタリア人がゴルフを始めるのを願っている」と優勝インタビューで語った。
イタリアのゴルフ連盟に登録されているゴルフ場は現在386とまだ数は少ない。イタリアの最大スポーツ紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」には、ゴルフの記事が載ることはあまりないが、このところモリナリ兄弟の記事がよく見かけるようになったと思ったら、マナセロの優勝の記事が写真入りで紹介されるなど、イタリアでもゴルフが注目されるようになってきているのだ。
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