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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 11/23号
2010/11/15更新

米男子ツアー最終戦
シード落ち確定の人、当確線上の人

 米PGAツアーは、先週のチルドレンズ・ミラクルネットワーククラシックで全日程を終了した。これで、来年のシード権(125位まで)が確定するのだが、今年は、若手プロが続々と頭角を現したこともあって、ベテランプレーヤーたちが、シード落ちの当落線上で苦しんでいる。




 例えば、メジャー2勝のリー・ジャンセン(46)、2003年のマスターズ勝者、マイク・ウィアーは、それぞれランキング143位と147位で、このままでは来年は、条件付きのシードしか得られない。

 ランキング126位から150位までの条件付きシードというのは、出場枠に空きがあれば試合に出られるというものだ。

 興味深いのは、デビッド・デュバル。彼は11試しか予選を通過していないにもかかわわらず、ランキング104位でシード権を確定させている。AT&Tぺブルビーチで2位タイになり、約55万ドル、今季の獲得賞金の約60%弱を1試合で稼ぎ出しているのだ。ビッグマネーがかかった大会での1発上位入賞でほぼシードが得られるということ。

 さらに、タイガー・ウッズがツアー未勝利で、また常連の上位陣も稼げなかった分、賞金が分散。シード権獲得のための125位の予想賞金額が約72万3,000ドルと昨年に比べ6万ドル高くなっている。

 盛者必衰のツアーにあって、最後に笑う人、泣く人は誰だろう。

 
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