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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 11/23号
2010/11/15更新

来日したタイガーのショットを
一緒に回ったクラチャン弁護士がレポート


年内はあと2試合を残すだけのタイガー、笑顔の復活は近い?

 中国の上海で開催されたWGC-HSBC選手権へ向かう途中で日本に立ち寄り、横浜CCで石川遼との9ホールのテレビマッチを行ったタイガー・ウッズ。その日の残りハーフは関係者とのプレーに臨んだ。

 11月1日の午後、タイガーと3ホールを一緒にプレーしたクラチャン弁護士こと熊谷信太郎氏(HC3)は、「タイガーの復活間違いなし」と太鼓判を押す。

 熊谷弁護士は、今年4月にはマスターズ、6月には全米オープンの観戦に出かけるほどのゴルフマニア。軽井沢GCのクラチャンでもある。

「2つのメジャーでタイガーを見たときは、トップがフラットでレイドオフ(目標の左をシャフトが指す)していて、これではボールがつかまらないと、フェースをシャット気味にしていたのが気になりました。
 ところが、今回はトップの位置もニュートラルだし、手首の面もスクェアになっていました」
と熊谷弁護士は、新コーチのショーン・フォーリーの指導によるスウィング改造を見逃さなかった。

 タイガーが熊谷弁護士に語ったところによれば、「この2、3カ月で子どもの頃(アマ時代9のスウィングに戻した」とのことだ。

「パー3では165ヤードを8Iでスティンガー(抑えて打つ)で打ってピンの根本。春先に見たタイガーより全然良かった」

 ショットもさることながら熊谷弁護士が「復活間違いない」と感じたのは精神面での安定感だ。

「16年前、ラコスタのサウナで偶然タイガーと一緒になる機会があって、『そのとき、君の腹筋は6個に割れていたよね』などという話をしたらゲラゲラ大笑いして、そんなところにも精神的な穏やかさを感じましたね」と熊谷弁護士。

 技術と精神面の復調を垣間見た熊谷弁護士は、「今後、やってくれると思いますよ」と太鼓判を押した。

 
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