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週刊ゴルフダイジェスト 11/23号
2010/11/15更新

オチョアとノーマンがゴルフ場設計でタッグ
リオ五輪へ名乗り


「コースに女性の視点を入れられる」とノーマン。「設計が学べる」とオチョア。合体すればビジネスチャンスが広がる

 グレッグ・ノーマンとロレーナ・オチョアが「コース設計」でタッグを組んだ。オチョアがコース設計会社を立ち上げ、これにノーマンがコラボすることが決まったのだ。

 プロのセカンドビジネスとしてコース設計はよく知られるところだが、オチョアも設計家として名乗りをあげた。

 最初のプロジェクトとして、2016年のリオ五輪でのコース設計に名乗りを上げた。オリンピック開催コースの設計には、すでにJ・ニクラスとA・ソレンスタムがIOCにオファーを出しているが、これと競合する形になるというわけだ。

「彼女は、コース設計に女性の視点を持ち込んでくれる」とノーマンが語れば、
「彼はこのビジネスのオーナーとして大きな成功を収めている。グレッグから学べるチャンスがあることを楽しみにしている」とオチョアも語っている。

 ノーマンは、オチョアの出身であるメキシコで男子ツアーのマヤコバクラッシックの開催コースなど、中南米でもコース設計を行っているが、中南米では、絶大な人気をもつオチョアと組むことで、ビジネスチャンスを広げようという意図があるようだ。

 ツアーの頂点を極めたコンビが、どのようなコースを作るのか、実力のほどが試される。

 
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