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今年の団体戦で日大とは3戦2敗、今回勝ててよかったと阿部監督
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今季の学生ゴルフの総決算とも位置づけられる信夫杯争奪大学対抗戦で、大方の予想通り東北福祉大が2位の駒沢大に23打差もの大差をつけて圧勝。7大会連続、10度目の優勝を果たした。
松山英樹(東北福祉大1年)のマスターズ出場で俄然注目が集まる大学ゴルフだが、今季の団体戦の推移を振り返ると、春のリーグ戦(4月)と全国大学対抗(6月)で日大が優勝し、東北福祉大はいずれも2位。
しかし後半の秋のリーグ戦(9月)とトピーカップ日米大学対抗(9月)では東北福祉大が優勝し、2勝2敗。言わば東北福祉大と日大が雌雄を決するという図式で迎えたのが今回の信夫杯である。
そういうなかで行われた信夫杯。終わってみれば、東北福祉大が2位の駒沢大に23打差をつける圧勝。初日に大きく崩れた日大は4位で終わった。
「チームの和の勝利」と言う阿部靖彦東北福祉大監督は、「星野英正以来培ってきた団結力です」と勝因を分析した。
一方、敗軍の将、和田光司日大監督は、「難しいコース(千葉CC梅郷)で福祉大さんのような緻密な攻めを指示できなかった私の責任」とコース攻略の失敗を敗因として挙げた。
これで東北福祉大は7連勝。東北福祉大の時代が続くのだろうか。
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