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左から、ミケルソンで話題になった白×黒のニューディケイドMCC、ツアーラップ、ウイン・ライト5LF
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カラーグリップが全盛となっても、赤や黄、青ほどは人気の出なかった「白」がここに来てトレンドとなっている。
流行の発信源はアメリカだ。ゴルフプライド、ウィン、ラムキンといった大手メーカーが、2009年から2010年にかけてオールホワイトや白ベースのツートンモデルを次々と発売。
発端は、フィル・ミケルソンが2009年の開幕からゴルフプライド社の「ニューディケイドMCC」の白×黒バージョンを使用したことが話題となり、じわじわと日本でも「白」ブームが始まった。
白ブームの要因のひとつは、コーディネートのしやすさだ。カラーグリップが流行ったのも、シャフトの色とコーディネートできるところにあったが、ぴったり同じ色で合わせるのは難しい。しかし、
「白はどんな色にも合わせやすく、しかもおしゃれでゴルフ場の緑にも映える」(ウィングリップ発売元のブロッサム)
シャフトとのコーディネートが容易なだけでなく、目立ち度も高いというわけ。
「白」特有の汚れも問題も、最近では汚れにくい新素材を採用するなど改善されている。それでも、どうしても気になるという人は、グリップは消耗品、汚れたときが替え時と割り切ってもいいのでは。
2011年もラムキンやウィンは「白」モデルを増やす予定という。他にも左右の手によって硬さが違うシャブロなどのメーカーも白ベースのグリップを計画中。カラーグリップの次はホワイトグリップに時代到来となるか?
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