LPGA新人セミナーが12月14日から3日間の日程で行われ、入会1年目、2年目の選手ら59名が参加した。
内容はLPGAの歴史に始まり、ビジネスマナー、コミュニケーション、女子プロゴルファーの社会的立場、トーナメントの仕組み、メンタルトレーニングなど盛りだくさんで、国税局職員による税金の説明や、カラーコーディネートなど服装についてのアドバイスまで。
ルーキーながら賞金女王となったアン・ソンジュや、スロープレーに対するペナルティを不服として試合放棄し、罰金200万円とともに受講を義務付けられた三塚優子らも出席した。
2010年合格組でステップアップツアー優勝も果たしている園田絵里子が最も興味を持ったのはメンタルトレーニングについて。
「全部よかったのですが、“ストレスをやる気に変える方法”というテーマがあり、これが一番自分にはためになった」
自己診断テストでメンタル面の弱さが判明し、それに対する対策を考えるなど、プロにとって不可欠なメンタル強化という実践的な講義で、自分を見つめ直したようだ。
三塚優子も「新人の気持ち」とリフレッシュした様子。来季は「賞金女王争いを」と、研修を機に意気込みを新たにしていた。
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