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夢は、世界に出ること! 今年の活躍が楽しみだ
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2010年シーズンのアジアンツアーで春先に2勝を挙げていた平塚哲二が、参戦10試合目となる最終戦を制して、日本人選手としては最多の年間3勝をマークした。
アジアンツアーの最終戦となるブラックマウンテンマスターズ(12月16~19日・タイ)の最終日、2位からスタートした平塚哲二は、強風のなか71のパープレーにまとめてトップタイフィニッシュ。
この日65と爆発したタイの若手N・ナンティポカクルとプレーオフになったが、1ホール目で下してシーズン3勝目を挙げた。
国内ツアーを休んでまでアジアンツアーに出ていた平塚だが、同ツアーは欧州との共同開催が多く、「世界に出て行くチャンス」という視点と同時に、世界ランクを少しでも上げるための参戦でもあった。
「世界ランク50位以内に入りたい」と優勝後に語っていた平塚は、この優勝で同ランクの82位から66位(12月20日現在)にジャンプアップ。
2011年シーズンのアジアンツアーは2月初旬から開幕するが、そこでの活躍次第では、念願の50位以内も見えてくる。
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