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超巨大なホテル(右)、クラブハウス(左)、最終的には20コース、360ホールの規模になるという
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ゴルファーが抱く夢のひとつに、「ゴルフコースの設計」があるだろう。その夢を正夢に変えるコンテストを中国のゴルフ場が実施中だ。
2011年ワールドカップの舞台、中国・海南(ハイナン)島にあるミッションヒルズ・ハイナン。
現在10コースが完成(うち6コースで営業)しているが、さらに2~3コースが計画中で、将来的には20コース近くなるという。
そのミッションヒルズでは、世界に向けて広く一般からホールのデザインを募集している(締切は2011年2月28日)。コンテストの結果、選ばれた作品は今後造られるコースに再現され、そのデザイナーには同ゴルフ場に招待(全4人で3泊4日)、完成したコースの一生涯の無料プレー権がプレゼントされる。
デザインはパー3~5のどれでも良く、図面は平面図でもプレーヤーの目線からの景観図でも構わない。その場合はティからグリーンまで全体像がわかるよう複数の構図が必要になる(応募の詳細は http://www.missionhillschina.com )。
コース側は「中国らしく龍をあしらうなど、ユニークなデザインが面白いかも」と語るが、日本ゴルフコース設計者協会会長の佐藤毅氏は、
「最近はティからの景観が重視されるようになりましたが、美しさや雄大さと同時に、戦略性、つまりハザードの配置にも配慮したほうがいいでしょう」
とアドバイスするが、試しに自由なデザインを投稿してみてはどうだろう。
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