週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 1/18号

2011/1/10更新

賞金王を逃したけどCMではキングだ！
石川遼、余裕のキムタク超え

　惜しくも２年連続賞金王を逸した石川遼だが、ＣＭの世界では見事に木村拓哉、加藤清史郎を抑えて２年連続の年間ランキング１位を獲得。相変わらずの高感度を証明した。

　昨年12月、テレビ番組の調査・測定を行うニホンモニターが発表した2010年1月～11月のＣＭ出稿状況を基にした「2010タレントＣＭ起用社数ランキング」によると、石川は前年より４社増の17社。同社に記録が残る1990年以降でも、昨年キムタクとともに記録した13社を上回る新記録樹立となった。

　気になる出演料は起用社間の思惑もあり、トップシークレット。各社とも具体的な金額を明らかにはしていないものの、１本7,000万円～8,000万円前後と推定され、低く見積もってもＣＭ収入だけで約12億円になる計算だ。

家電、車、食品……とあらゆるジャンルを制覇した感のある石川遼

　しかも、この人気ぶりに出演料も高騰、ＣＭ界の事情に詳しい広告代理店関係者は、
「今年はおそらく１本１億円の大台に達するのでは？　ＣＭキャラクターとしては文句なしのＡクラス、スキャンダルも一切なく、好感度は高まるばかり。これまでのどんな人物をも超える最強のＣＭキャラクターといえる」という。

　さらに今年、ＣＭ界での石川人気はより一層ブレーク、激しい争奪戦が演じられると見るＣＭ業界人も多い。

　というのは、ビール業界からのオファーが予想されるからだ。この９月で20歳を迎え、アルコール解禁となる石川がＣＭキャラクターになれば、若者のビール離れを食い止める起爆剤になるだろうし、石川側がアルコールということで難色を示せば、ノンアルコールビールのＣＭに起用する手もある。

　いずれにせよ、石川の“商品価値”は今年もますますアップ、ＣＭキングの座をぶっちぎりで独走しそうだ。