米ツアーはヒュンダイトーナメントで2011年シーズンをスタートしたが、ツアーのもうひとつの話題は、トッププロたちの契約先の変更だ。タイガーやミケルソンの超大物プロこそ、これまでと変わりないが、その次のクラスではいくつかの動きがある。
メジャー・チャンピオンではまず、昨年の全米オープン覇者グレーム・マクダウェル(アイルランド)がキャロウェイからスリクソン/クリーブランドへと移った。
マクダウェルは「契約できて興奮している」と話しているが、メジャー2勝目を挙げられればいよいよ本物となるが、どうだろう。
一方、昨年までスリクソン/クリーブランドの契約で昨季のPGAツアー最優秀選手を受賞したジム・フューリックはテーラーメイドに移る。テーラーはまた、カミロ・ビジェガス(コロンビア)とも新たに契約した。
なおキャロウェイには、マクダウェルが抜けたあと、2008年のマスターズチャンピオン、トレバー・イメルマン(南ア)が加わる。
こういうなか、大物プロのタイガー、ミケルソンには波風たたず。
クラブメーカーはこの2人以外のトッププロを看板プロにするべく争奪に躍起になっている格好だが、それだけ米ツアーには大物がいなくなったということか。
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