1月3日、ジャパンゴルフツアー選手会の理事会が開催され、2011年度の会長に宮本勝昌を選出。また副会長に藤田寛之、桑原克典、横田真一、近藤共弘、石川遼の5人を選んだ。
3時間にも及ぶ会議は、すんなりとは行かなかったようで、一部には石川を会長に推す声もあったが、「僕がやっても先輩方にお願いできない」との石川の意見もあり、さらに、これまでの最年少会長は2001年に27歳で就任した片山晋呉で、19歳の石川ではスポンサー探しでの企業の重鎮との折衝もあり、時期尚早との判断で見送られた。
最終的には、2008年、2009年と2期会長を務めた実績から宮本が再度会長職を引き受ける形で決着した。
昨年、会長を務めていた深堀圭一郎がシードを失い、2006年には、やはり会長だった横田がシードを落としたという経緯もあったため、選手の間からは「会長を務める人間は複数年シードを持っている選手が望ましい」との声もあった。
昨年の日本ツアー選手権での優勝で5年のシードを得た宮本は恰好の人材ということだったようだ。
写真・JGTO
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