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リフレッシュに、ギアチェック。用意万端整えて、アメリカツアーに挑戦だ
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当初の予定を1週間も繰り上げて、2月5日にアメリカ転戦へ向けて旅立った石川遼。今週2月17日から始まるノーザントラストオープンまで、どんなことをして、過ごしているのだろうか。
今回の石川遼の渡米は、もちろんノーザントラストオープンから始まるマスターズまでの米国ツアー6試合を戦うためだが、最初の1週間は、あまりきっちりしたスケジュールを立てないようだ。
「ロサンゼルス方面へ向かいましたが、もし寒いようでしたら、暖かい南のサンディエゴ方面に移動する可能性もあります」(チーム遼スタッフ)
埼玉の自宅にいる父の勝美氏にアメリカでどんな生活をしているのか聞いてみた。
「たぶん、いろいろ遊んでリフレッシュしていると思いますよ。あとは読書したりサッカーをやったりと、このところ忙しかったので、そういう時間も必要でしょう」
とのことだが、「練習も1日2時間ぐらいやるでしょうし、ラウンドもするはずです」とゴルフもしっかり日課になっているようだ。
しかし、のんびりムードのなかでも、着実に実戦への備えは進んでいる。
「渡米前の沖縄合宿では、5ラウンドしましたが、暖かったのは最後の2日だけで、クラブやボールのテストも十分できませんでした。ドライバーはロフト9度台で行くのは間違いないのですが、9度ジャストで行くのか、もう少し寝かせるのか。また、シャフトやボールにしても、寒いところでのデータしかないので、より試合に近い環境でテストする必要があります」(前出のスタッフ)
と暖かい場所を求めて移動するのにもわけがあった。
勝美氏は3月24日から始まるアーノルド・パーマー招待の前にチーム遼と合流しマスターすまで一緒に過ごすが、今のところ石川からの連絡はないという。
「便りがないのは無事な知らせ」といったところか。
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