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見た目は変わらないけどミケルソンは、翌週のフェニックスオープンでもiS(左)を使っていた
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フィル・ミケルソンが1月末のファーマーズインシュランスオープンでボールを替えた。これまで通りキャロウェイのボールだが、「寒いとき用」にしたというのだ。化学素材のソリッドボールでも気温で性能が変わるのだろうか。
ミケルソンはこれまでボールはキャロウェイのツアーiZだった。ところが、ファーマーズの行われたカリフォルニアは例年になく寒く、ツアーiSに替えたというのだ。
同じスピンタイプでもiZよりソフトな打感という。「糸巻きなら気温が10度も変わると性能も劇的に変化する」というのは、大手メーカーで長くボールの設計・開発に携わってきた冨田誠介氏だ。
「だがソリッドは、気温が10度以上なら飛びが変わることはない。ミケルソンが柔らかいタイプに替えたのは、飛びよりもフィーリングの問題でしょうね」
特にアプローチのスピン量などで、感覚的に微妙な違いが出るのだという。ただしソリッドでも気温が10度以下になると若干硬くなるので、そんな日はソフトタイプを使うという手もあるのだという。
まだまだ寒い日が続く毎日、ボールを軟らかくすればいいスコアが出るかも?
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