石川遼が初めて出場した2年前から、マスターズ観戦を希望する日本人ファンが急増。観戦ツアーを企画する代理店はどこもチケット確保に大汗をかくようになった。その人気が、今年は一段と高まったという。
観戦ツアーを実施する代理店に予約状況を尋ねると、軒並み「例年以上に多くのお申し込みをいただいています」(ジェット&スポーツ)といった返事が返ってきた。同社では、全4プランのうち1プランで若干の空きがあった(2月24日時点)。
今年は日本選手が過去最多の4人出場。しかも、うち2人(藤田寛之、松山英樹)が初出場ということで、観戦を希望するファンや関係者が掘り起こされたためのようだ。
現在、予約可能なのは観戦に有名コースでのプレーを加えた高額商品のみ。観戦だけのコースは既に完売状態だ。
マスターズのチケットは一般に市販はされず、代理店が、パトロンと呼ばれる一定の登録者から購入するため高額になり、エコノミー利用でも70万円(3日間観戦)ほどするものもあるのだが、それでも人気がある。
来年どうしても、という人は「年内か、年明け早々にお申し込み頂ければと思います」(トラベルパートナーズ)とのことだ。
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