カラーボールに加えて最近では、白でも従来とは違ってキラキラと輝くようなボールがいくつか登場している。同じ白でも何か別のメリットがあるのだろうか。
メーカー各社が口を揃えるのは“高級感”だ。確かに、プレミアムホワイトやルミナスホワイトなど、ネーミングからしてゴージャスだ。今年登場したブリヂストンの「ファイズ」でもパールホワイトをラインナップ。
「パールの輝きできれいに見えるのが売り」(ブリヂストンスポーツ)という。もちろん、高級感だけではなく機能的なメリットもあって、キャスコでは、「見えやすさ」を挙げる。
「高齢者がゴルフをやめる理由のひとつは、ボールが見えにくくなった、ということ。そこで『もっと見えるようにしよう』と開発したのがキラです」(キャスコ取締役・柿崎公明氏)
同社では今年、「キラ・クレノ」を発売。これも、「白でももっと見える白」だそうだ。ツアーボールではスリクソンの「Z-スター」がプレミアムホワイトをラインナップしていて売り上げはZ-スター全体の約20%。同じ白でもひとと違った白がほしい、というユーザーの要望に応えたものという。
「一度使ってしまうと従来の白には戻れない」という人もいるほど。“美白効果”は意外にもあなどれないのかも。
【関連記事】
2011/ 1/18 お化けパターに続いて真っ白ヘッドのドライバー登場
2010/ 6/ 8 カラーボールに続け! メンズもカラフルに
2010/ 1/26 カラーボール白より売れてる色がある
2009/ 9/ 1 SRIが初めてプロ用カラーボール投入
2009/ 6/ 9 続々色ものギアを出すメーカーの思惑
|