週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 4/26号

2011/4/18更新

今週、男子ツアー開幕！
ルーキー、韓流、異色プロなど注目したい面々

ジュニア時代から活躍した小平に比べ、アマ時代の注目度は低かった阿部の活躍は？

　当初の日程どおり、４月14日（木）からの東建ホームメイトカップで開幕となった男子ツアー。今季の注目選手をピックアップした。

　まず、話題の石川遼が義援金額をどこまで伸ばし２年ぶりに賞金王奪回なるか。その石川と藤田寛之、池田勇太、昨年の賞金王のキム・キョンテらの賞金王争いにももちろん注目が集まる。

　キョンテを中心にした韓国勢も要チェックだ。2006年～2008年に日本で活躍したドンファンが２年間の兵役を終え日本ツアーに復帰するのも話題。キョンテの活躍には随分刺激されているという。この２人を含む賞金シード10人に加えQT組の５人、計15人の韓国人選手が今年、常時参戦する。

　日本勢での期待は若手の台頭だ。QTランク16位の阿部裕樹（22）は昨年の日本アマチャンピオン。身長167センチと小柄で、ステディなプレーが身上。小平智（21）は昨年のチャレンジの「鳩山CC･GMA」で、プロを抑えてアマ優勝した。共に日大ゴルフ部出身の２人がポスト石川遼の椅子を目指す。

取材に対して「ひっそりやりますんで注目しないでください」と控え目だった異色の岡茂

　異色プロとして話題となりそうなのが岡茂（おかも）洋雄。ブリヂストンスポーツでのサラリーマン生活を経て1998年にプロ転向するも、ケガなどでその後は低迷。今年、ランク69位で41歳にして初シードを得た。

　その岡茂の特技は、手相診断。「お遊びですよ」と言うが、実際に見てもらった女子プロの池内絵梨藻、真梨藻姉妹は「的確で鳥肌がたった」とか。ちなみに自身の手相は「先祖に守られる相で、困った時には助けてくれる人が現れる」とのこと。