週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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「遮熱素材」「着る日傘」etc…
備えあれば憂いなしのハイテク紫外線、熱対策ウェア

重ね着で、紫外線と熱に対抗するミズノ

　５月の声を聞くと、気になってくるのが紫外線。さらに今年の夏は昨年並みの猛暑という予報も出されている。最新の紫外線、熱対策ウェアを探ってみた。

　年間で最も紫外線が強いのは７、８月だが、５月は第２のピーク。今から準備を始めても遅すぎることはないけれど、暑苦しいのはツラい。何を着るかが悩みどころだが、今、考えられる最強レベルのレディス向けコーディネートを提案しているのがミズノ。さらっとした着心地の涼感素材で紫外線をカットするアイスタッチの長袖インナーと、新素材『ソーラーカット』のシャツとの重ね着だ。

　ソーラーカットは同社と三菱レイヨンテキスタイルが共同開発した“新遮熱素材”。外部からの太陽光による熱を遮り、衣服内温度の上昇を抑えるという。メンズシャツとキャップも４月から同時発売されている。

　一方、デサントでは太陽の熱と紫外線を遮る新素材『サンスクリーン』を使用したウェアを３月下旬から展開中だ。赤外線の反射率を高めて衣服と衣服内の温度上昇を抑え、同社の公的基準の試験でも従来品に比べ３度以上ダウン、ＵＶカット（紫外線遮蔽率90％以上）の機能を併せ持つ、まさに「着る日傘」（同社）を実現。今田竜二着用のカッターアンドバックをはじめ、アウトドアスポーツ11ブランドの春夏物に採用されている。

今田竜二が着るカッターアンドバック（左）。アンダーアーマー（右）はカラーバリエーションが豊富

　また、アンダーアーマーの『ヒートギア』はインナーで紫外線＆暑さ対策ができる。紫外線を90％カットして、体温・水分をコントロール。軽さと動きやすさも兼ね備えている。今まで無地が多かったが、バリエーションを揃えた「カラーブロックモデル」が新たに加わった。日々進化し続けている高機能素材、今年の夏は節電対策にもひと役買ってくれそうだ。

　
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