ゴルフの祭典「マスターズ」といえども、日本で注目されるかどうかは日本人選手の活躍次第。今年の視聴率はどうだったのだろうか。
石川遼が3度目の挑戦で初めて予選を突破(最終順位は20位)し、大学生の松山英樹が日本人で初めてローアマチュアに輝くなど、日本人選手の活躍が目立った今年のマスターズ。注目度のバロメーターとなる視聴率は、日曜日(3日目)が8.2%、月曜日(最終日)が7.5%と、早朝としては異例の高数字を記録した。
とはいえ、このような高視聴率は今年に始まったわけではなく、石川遼がマスターズに初出場した2009年から視聴率が大幅にアップしている。
ちなみに、2009年の3日目が今年以上に数字が高いのは、3日目、6位でスタートした片山晋呉が、順位を落とすことなくラウンドしたからで、この日の瞬間最高視聴率は、片山が18番でセカンドショットを打った直後(午前7時30分)の14.6%。優勝争いに絡めば、さらに注目度が高くなるということだ。
今年は、予選突破を果たしたとはいえ、優勝争いには絡めなかった石川。瞬間最高視聴率も悲願達成後にインタビューに答える場面(午前7時23分)の10.4%にとどまった。来年はこの数字を大幅に塗り替えてもらいたいものだ。
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