マスターズで「カプルス、あいかわらず素足にスパイクレスだな」と思った人は多いはず。昨年の同競技で世界中の注目を集め、日本では同じ靴が入手困難になる事態まで起こしたF・カプルスの足元。だが、それも今年で見納めかもしれないという噂が……。
カプルスが愛用しているのは、「ECCO GOLF STREET」。昨シーズン初頭から履き始め、その後、ずっと同じタイプを履いている。足になじみもよく天然皮革製で履き心地は快適。だが当然ながら、素足用ではない。そもそもなぜカプルスは素足なのか? いくらなんでも冬場は寒いのでは?
エコージャパンによると、
「基本的にゴルフの時はいつも素足らしいです。寒い冬? このクラスの選手になると真冬にゴルフはあまりしないと聞いているので何ともいえませんね(笑)。腰痛持ちなので、鋲の地面からの突き上げ感を嫌ってスパイクレスに替えたのですが、素足で履くことによりスウィング時の足裏の感覚や体重移動を感じやすくなって、これがショットにいい影響を与えているようです」(同社パフォーマンスマネジャー・倉又渉氏)
そこまでゾッコンのスパイクレスだが、ここにきて変化の兆しが。同社の新スパイクをテスト済みで「GOLF STREETよりも優れている」とコメントするほどお気に入りの様子。来年はスパイクでオーガスタを回る、なんてこともあるかもしれない。その時に靴下を履いているかどうかは見てのお楽しみ。
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