週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 5/24号

2011/5/16更新

３年ぶりのツアー優勝は
改名効果ですか、近藤共弘さん

改名時、「焦らず前向きにゴルフをやっていきたい」と語った近藤。やっと効果が出た？

　先月のつるやオープンで３年ぶりのツアー優勝を果たした近藤共弘（旧・智弘）が２年前に改名したことは記憶に新しい。優勝は改名効果だろうか？改名したほかのプロたちも調べてみた。

　改名（登録名変更）したプロは、尾崎将司（旧・正司）や中嶋常幸（旧・中島）が有名だが、姓名判断やファンが覚えやすいように、などの理由で登録名を変更する選手は毎年何名かいる。

　近藤が改名したのは２年前の春。思ったように成績があげられず、京都造形芸術大で風水の講議を持ち、セレブにファンが多い“風水建築デザイナー”の直居由美里さんに相談した。

「彼は大器晩成型で、運気が本格的に上昇するのは来年以降。今回の優勝もその芽が出ただけです」
とのこと。改名の効果に科学的根拠がないにしても、精神的な支えになっていることは間違いない。この先の近藤の活躍を楽しみにしたい。

　直居さんは、姓名判断ではなく、生活のすべてに風水のアドバイスをしており、改名の際は近藤と時間をかけて話し合った。また、改名の効果はすぐに出るものではなく、改名から２年後の優勝も直居さんの読みよりやや早かったという。