週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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「浮気をしなくなった」不動裕理
パターの話ですが…

キャメロンのコロナドと共に今季いくつ勝つ？

　西陣レディス、サイバーエージェントレディスで２試合連続優勝、あっという間に通算50勝を達成した不動裕理。スタートダッシュの要因は好調なパッティングにある。

「スコア的には同じ２パットでも、マークしなくてもいいファーストパットが増えた」（不動）
のは自信を持って打てている証拠。実際、開幕４試合の平均パット数は1.7248で年間10勝を挙げた2003年を凌ぐ。

　その自信の源には、信頼できるパターが見つかったこともありそうだ。昨年のマスターズGCレディースから使用しているスコッティ・キャメロンのカリフォルニアシリーズ『コロナド』は、ヒールネックだが、トウ＆ヒールのウェートのおかげでストロークのブレが少ないことが特徴。

　不動自身、「サイバーエージェントレディス」終了後の記者会見で「最近は浮気心がなくなりました。昔は調子が悪いとほかのパターに目移りしていましたが、いまは一筋です」と語っている。

　不動といえば、50勝のうち半分以上を稼ぎ出し、６年連続賞金女王獲得に貢献したスワンネックの『ミズノプロRH0051』（生産終了モデル）がエースパターとして知られているが、前人未踏の70勝に向けて、ここしばらくは新エースとともに勝ち星を積み上げていくに違いない。

　
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