週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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パット下手河井のＶで
遼のパット練習器がバカ売れ

10年の平均パットは２位、09年は１位

　先日の日本プロでプロ入り16年目のツアー初優勝を果たした河井博大。勝利の要因は随所に見せた正確なパットだったが、その陰にあったのが石川遼の父・勝美さんが考案した石川遼公認パット練習器「インパクトボックス（2,100円）」。

　これを使って練習するとパッティング時のフェースの開きが防げ、真っすぐにボールを打ち出せるようになるという。

　以前から石川が使っているのを知っていた河井は「気になっていたが、石川君には聞けなかった。たまたま大会前に寄った大阪府内のゴルフショップで見つけたので、思い切って２０００円のパターマットも合わせて購入。ホテルで練習した」とのこと。

　この商品、パット下手で有名な河井が首位に立った翌日の日曜日（15日）にスポーツ紙などで紹介され、さらに河井が優勝を決めると一気にブレイク。石川遼公式ショッピングサイトの担当者によると、
「試合後の16日から１日150個ペースでの注文が続いていて、前週に比べると20～30倍の売れ行きになっています」

10年の平均パットは82位、09年は103位

　また、二木ゴルフアメ横本店でも「以前はほとんどなかった問い合わせが試合後は１日10件近くと増え、実際に購入していく人も多いですね」と“河井効果”を認めている。

　この人気ぶりで心配になるのが品切れだが、石川遼公式ショッピングサイトでは「在庫は余裕があるので、当面はこの状況でも対応できる」とか。

　
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