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ツアー欠場で非難を浴びたマクロイ。「だって個人事業主だもの」。舞台はピート・ダイ設計のTPCソーグラス。17番パー3は137ヤードながら小さな浮島グリーンに打つ難ホールだ
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イギリスのリー・ウエストウッドとロリー・マクロイが「第5のメジャー」と言われるプレーヤーズ選手権を欠場。そのことでファンや大会関係者の間から「なぜ出なかったのか」「ぜひ出てほしかった」などの声が上がった。
この2選手の欠場を惜しむのはもっともな話。ウエストウッドは現在の世界ランキング1位、マクロイは若手の代表選手。ところが、両選手は米ツアーのメンバー資格を返上したため、出場できる年間試合数が10試合(メジャー、世界ゴルフ選手権を含む)に限られている。そこで、試合を厳選した結果、今回の欠場を選んだというわけだ。
マクロイは欠場に当たり、
「僕はあのコース(TPCソーグラス)が好きじゃない。例えばティボックスはスタンスを間違った方向に向かせるようになっていて、それが僕には合わない」
などと理由を述べていた。
今年のマスターズでは、あわや優勝の活躍を見せ、アメリカでもマクロイの人気が急上昇。そのためファンからは欠場を惜しむ声が、また米ツアー関係者からは「なぜ出なかったのか」と非難の声も上がっていたようだ。
それに対して、マクロイはツイッターに、
「プロは個人事業主。どの試合に出るかは自分で決められるはず。僕の考えが間違っているなら教えて」と書き込んだ。
人気トッププレーヤーだけに出てほしいという意見はわかるが、欠場を避難するのは的外れだろう。
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