初日からビッグスコアの激戦が展開された「とおとうみ浜松オープン」。その初日、6アンダーの6位タイと順調な滑り出しを見せた宮本勝昌がスコアの過少申告で失格となった。
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またやっちゃった! 過少申告で3度目の失格となり恐縮しきりだった宮本
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宮本にとっては地元(静岡県在住)の大会。しかも、現在、選手会長という立場。そのため、自分の基本的なミスに恐縮することしきりだった。
宮本は初日、3番パー4をパーで終えたが、スコアカードに「3」として提出し、そのためスコアの過少申告で競技失格となった。
競技会では、スコアカードはプレーヤー自身が記入するのではなく、マーカーとなる同伴競技者が記入する。プレーヤーはラウンド後にマーカーからスコアカードを受け取ってチェックし、間違いがなければサインをして競技員に提出する。
その際、プレーヤーが義務を負うのは各ホールの正しい打数。合計打数も記入するが、それは過少であっても違反にはならない。国内ツアーでは、過少申告による失格は毎年数例あるが、合計打数だけをチェックし、各ホールのスコアを確認しないために起こることが多いようだ。
今回、誤記したのはマーカーの原口鉄也だが、失格は宮本自身の確認ミスによるもの。宮本は、同様のミスで過去に2度も(2004年ミズノクラシック、2005年フジサンケイ)失格となっている。そのため今回は「お恥ずかしい限りです。自分の不注意です」とこれまで以上に身を小さくしていた。
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