USTマミヤのシャフト「アッタス-T2」に続く新モデル「アッタス3(サンジョー)」が今秋にデビュー予定で、現在、さまざまなプロたちがテストしているという。
新モデル投入は、5月24日のダイヤモンドカップ練習日からで、その後、ツアー選手権の練習日にもテストするプロの姿が見られた。
欧州ツアーでも活躍する平塚哲二は現在「アタックス-T2」を使用しているが「アタックス3」もテスト。そのほか、日本プロを制したばかりの小林正則や、五十嵐雄二、伊澤利光、横尾要らが試していた。
「アタックス3」について、シャフトラボUSTマミヤ事業部の植木達朗氏は「日本ツアープロの意見を集約して開発されたアッタスですが、T2では日本のプロから要請の強かった『飛び』を意識。『弾き感がある』ととくにフェード系のプロに好評、一般ユーザーにも評判となりました。『アッタス3』はT2のテイストは継承しつつ、『つかまりすぎない』ことを意識しています」という。
ちなみに、「アッタス」の名前の由来は、ありがとうの意味でプロがよく使う「あったす」から。「T2」は「飛びます、飛びます」のことだというから、ダジャレ満載。「アッタス3」は「あったす、あったす、あったす」と感謝を込めまくったそうだ。
一般発売は9月予定だが、7月に限定先行発売があるかも、とのことだ。
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