東日本大震災に伴う福島第一原発事故の影響で、今年の夏は全国的に電力不足が懸念されている。それだけに会社でも家庭でも節電対策が不可欠となっているが、もちろん、それはゴルフ業界でも例外ではない。日が長くなる夏に向けて、早朝プレーを実施するゴルフ場が増えている。
日本で最も日の出が早い北海道東部にある釧路風林CCが4時のスタートの早朝プレーを取り入れている。ただし、早朝4時ともなると、北海道東部ではこの時期でも気温がひと桁、場合によっては氷点下になってしまうこともあるそうだ。
関東でも4時台から早朝営業を行っているコースがある。本千葉CC(千葉県)では、7月31日まで4時半~5時のスタート、朝食付きで料金は、平日7800円、土日祝は14500円というプランを実施している。
またグランドスラムCC(茨城県)ではアーリーバードという名称で、4時半からスタートするプランを実施している。料金は、平日は4800円、土日祝日8900円となっている。
潮来CC(茨城県)では8月31日まで平日は5時から6時、今年から土日祝は4時半から5時にスタートする早朝スループレーも行っている。また、新武蔵丘ゴルフコースでは、6月18日から、5時半から6時までにスタートするスループランを新たに実施。
変わったところでは、昭和の森GC(東京都)がカップルを対象に今年から土日祝の早朝ハーフプレーを10月31日まで設定。最終スタートは6時15分なので、ホールアウト後の2人の休日はまだたっぷりある。
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