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プロ入り直前には、家族の貯金が約24万円だったというさくら。今や横峯家の稼ぎ頭
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リゾートトラストレディスで優勝し、優勝賞金1260万円を手にした横峯さくら。生涯賞金は7億円を超え、史上最年少(25歳174日)での快挙達成となった。
これまでの女子最速7億超えは、不動裕里の28歳と31日だったから、さくらが2年以上、上回ったことになる。さくらの生涯獲得賞金は7億1015万898円で6位。1位は不動裕理の12億747万1490円、2位は福嶋晃子で8億8191万3627円。3位ト阿玉(トはさんずいに余)、4位肥後かおり、5位具玉姫と続く。
ちなみに、男子で7億円を突破した最年少(31歳6カ月)は片山晋呉(国内での獲得賞金のみ)。プロ入り10年目だった。石川遼はプロ入りした08年以来、国内ツアー75試合で約4億5000万円を獲得している。
これで7月の全米女子オープン参戦にも自信を持ち、さらなる高みへと向かうさくらだが、被災地への支援も忘れてはいない。
6月下旬に、被災地の岩手県内を訪問して、地元企業へ義援金を送る予定。山形でもチャリティコンペを行い、サイン会などを計画。
「現地へおもむき、被災された方を少しでも勇気づけられたら幸いです」と、優勝後のインタビューで話している。
8歳のころから受けた父のスパルタ式の手ほどきにも音を上げず、快挙達成に至ったさくら。桜の花はぱっと咲いてぱっと散るが、こちらの「さくら」は花より幹。大地にしっかり根を張った、ねばり強い桜の幹だ。
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