週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 7/19号
2011/7/11更新

日米で活躍したのは遼より年下、
19歳のパックンとファンクン!

 ともに19歳で、身長は178センチ。ぽっちゃりと細身、体重差は15キロと体型はまったく違うが、2人のティーンエージャーが、頭角を現した。ミズノオープンに優勝した韓国のファン・ジュンゴンと米ツアーのトラベラーズで、全米オープンに次いでベストアマに輝いたパトリック・カントレーの2人だ。

ぽっちゃりで黒ぶちの眼鏡姿のファンは、日本ツアーで石川遼以来、史上2人目のティーンエージャーでの優勝を果たしたかと思えば、体重60キロのシャープなイメージのカントレーは、トラベラーズの第2ラウンド、米ツアーの公式戦で、アマチュアとしては初の「60」というスコアを出し、注目を集めていた。

「ツアーがどういうものであるか少しわかり、自分でも十分やっていけると感じた。これでもっと練習を重ね、経験を積み、コースのことを知っていけば、もっといいプレーや結果が残せると思う」と語るカントレー。

間もなくカリフォルニア大学ロサンゼルス校の2年になるが、大学を卒業するまではプロ入りしないとか。

かつて、ジャスティン・ローズが、アマで全英(98年)4位となり、19歳を目前にプロ入り宣言をしたとき、「まだ若すぎる」と批判を浴びた。しかし、いまや16歳でプロ入りした石川遼をはじめ、ツアーの世界でティーンエージャーは立派な大人。今後も続々と、恐るべきティーンエージャーたちが登場することだろう。

 
【関連記事】
2010/ 8/10 ジュニアの世界大会で優勝した高1の小西くん。夢はマスターズV
2007/11/27 鳴り物入りでプロ転向後、苦節10年。ジャスティン・ローズ欧州賞金王に
2006/ 1/10 韓流パワーと10代プレーヤーの大活躍
2005/ 7/19 タイガーに影響受けた世代が優勝争い。全米女子OPで10代アマが活躍した背景

バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト

ゴルフ会員権情報
ゴルフダイジェストの会員権情報です