週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 7/19号
2011/7/11更新

プロもアマも白組優勢。
ボールの色の話です




 プロがカラーボールを使い始めたのは09年のシーズン初め頃だった。昨季までは増えていたようだが、その後あまり話題にのぼらない。最近はどんな状況なのか。

ジョン・ミジョンは昨季までイエローを使っていたが、今季は白に戻している。周りにカラーボール派が増えたので意味がなくなってしまったからだという。確かに、遠くからでも自分のボールを見分けやすいのがカラーボールのメリットだ。試合だったら、ギャラリーも見やすくて助かる。ところが、3人でプレーしていて全員同じ色だったりしたら、意味がなくなってしまうわけだ。

「プロの間では今後、カラー派が減ることはあっても増えることはなさそうです。プロボールは比率的にはカラー派が2~3割ですが、このあたりが“上げ止まり”かな、と見ています。やっぱり白の人気は根強いですね」(ブリヂストンスポーツ広報部)。

一方、アベレージクラス向けのボール、たとえばV10やファイズなどでも白ボールへの回帰が起こっているという。

「一時は白ボールを超えていたカラーボールの販売数でしたが、いまでは6対4で白が優勢ですね」(同)

ビックカメラ有楽町店のゴルフ用品売場の担当者に聞くと
「もの珍しさもあってカラーボールを買ってみたというお客さまが『やっぱり白に戻します』とおっしゃるケースが増えています。でも、女性にはカラー人気は根強いですね」とのこと。あなたが今度買うのは白、それともカラー?

 
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