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マスターズ後は牛乳配達などで被災地支援もした松山。日本アマで被災地に元気を送ることはできるか?
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7月5日から開幕する日本アマに、日本人初のマスターズローアマとなった松山英樹を筆頭に、19人もの東北福祉大の学生が出場する。
昨年も15人が日本アマに出場し、さらに今年6月の全国大学ゴルフ対抗戦では1チーム5人の団体戦で、2位の大阪学院大学に27打の大差をつけてブッチギリの優勝を果たしている。
当代随一の強豪校となった東北福祉大。その強さはどこから出てくるのだろうか。
阿部靖彦監督は「今年は東日本大震災があり、被災地の大学ゴルフ部ということもあり特別なシーズン」と前置きしたうえで、強さの秘密は団体戦重視の指導方法にあるといい切った。
「ゴルフ部創設時から一貫して団体戦重視の指導をしている。寮で団体生活を送り、団体練習で育まれた力が良い結果を出しているのだろう。そこで鍛えられた選手たちが個人戦で結果を出し、厚い選手層ができたのだと思う」と、団体としての“部活動”が、個人競技のゴルフに影響を与えたのだろうと分析。
注目されるのはマスターズ後、今大会を目標にしてきたという松山だが、学生最後のシーズンとなる藤本佳則や新入生の古田幸希、竹安俊也はどんな活躍を見せるだろうか。
当初は大学がある宮城県の利府GCで開催予定だったが、震災の影響で三好CC西(愛知)に会場が変更されただけに、選手が活躍して地元に元気を届けたいところだ。
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