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ファンケルクラシックの記者発表に集結した高橋勝成、室田淳、尾崎健夫、髙見和宏、中嶋常幸、倉本昌弘、芹澤信雄ら
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トータルエネルギーカップ(7月6日~8日)で開幕したシニアツアー。男子ツアーや女子ツアーとは一味違うシニアツアーのファンサービスが注目を浴びている。
シニア開幕戦は、今週末に開催される全英オープンのレポーターとしても有名な羽川豊が制した。91年レギュラーツアー「インペリアル」以来、じつに20年ぶりの優勝だった。ツアーの優勝シーンを見るには、会場に足を運ぶか、テレビを観るかだが、この大会はゴルフダイジェストオンライン(GDO)によって、ネット上の動画サイトで生中継されていた。コンピュータ上で1番ホールと18番ホールが観られた新しい試み。最高で600人の視聴者があったという。 「ほかのシニアの試合でやるかどうかは決まっていませんが、評判が良く、スポンサーからOKをもらえれば、ぜひ継続したいですね」(GDO関係者)
シニア第2戦はファンケルクラシック(8月19日~21日、裾野CC)。先日、記者発表会があり、尾崎健夫や室田淳ら過去の優勝者も勢ぞろいして気炎をあげた。
この大会、今年で11回目を迎えるが、いまやシニアツアーの看板的存在。昨年も入場者が3日間で2万2135人と、国内シニアトーナメントの日本記録を更新。同日程で行われた女子ツアーCATレディス(大箱根CC)のギャラリー数1万2267人を大きく上回った。人気の理由としては、中嶋常幸、倉本昌弘、芹澤信雄など、シニアの有力選手がこぞって出場すること。空いている時間はチャリティオークションやレッスンなどファンサービスに余念がないことなどが考えられる。
主催者のファンケルは若い社員たちが先頭になり、400人もの従業員が運営チーム、ギャラリー広場(子ども広場)チームなどのプロジェクトチームを結成。全社挙げての取り組みで、大会を夏休みの一大イベントに押し上げた。
ほかの5試合も、アイデアを凝らしたサービスが多い。今年のシニアツアーに注目だ。
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