週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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タイガーは欠場、シンは資格なし。
セントジョージズで見られないふたり

　かつては世界一の座を争ったライバル、タイガー・ウッズとビジェイ・シン。ビッグネームの2人の姿が全英オープンで見られないことが先週わかった。

　タイガーは「左ひざとアキレス腱の状態が万全ではない。ドクターストップがかかった」と全英の欠場を発表。「プレーヤーズ選手権の出場でケガの回復が遅れてしまった。出るべきではなかった」と後悔の念を滲ませる。

　一方のシンはAT＆Tナショナルの第3ラウンド直前に、持病の腰痛が悪化したとして棄権。その時点で世界ランク62位だった彼が自力で全英オープンに出場するためには、同大会か翌週のジョンディアで5位以内を確保しなければならず、ジョンディアにはエントリーしていなかったため、89年から続いた全英への連続出場が22回で途切れた。ちなみにシンは今年のマスターズまで67試合連続4大メジャー出場を果たしていたが、先の全米オープンで連続記録が途切れたばかり。

　タイガーは「ケガから復帰したらゴルフ人生最高のシーズンを謳歌するつもりだ。希望は失っていない」と強気だが、こちらもローリー・マクロイに主役の座を奪われ世界ランクは17位（7月4日現在）。新旧交代は粛々と進む。

　
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