2010年PGAツアー賞金王で、平均ストロークも1位のマット・クーチャーの使用球が8月10日から日本でも販売されることになった。
ブリヂストンスポーツは、米国で展開する「ブリヂストンゴルフ(BSG)」ブランドのボール5モデルを8月10日から主な量販店等で発売する。
ツアー系の『B』シリーズは2タイプ。男子プロが使う『B3302・S』(クーチャーはプロトタイプ使用)は4ピース・ウレタンカバーのスピン系ボールで、国内モデルでは『X2・01マイルド』に近い。また『B3302・RX』は同じくウレタンカバーが採用だが、コンプレッションが非常にソフトで、フルショットでは低スピン、アプローチではスピンが増えるという日本にはないコンセプトだ。ちなみにこちらはポーラ・クリーマー使用球。『S』はヘッドスピード47 m/s以上、『RX』は47 m/s以下向けだそうだ。
さらにBSGブランドのディスタンス系として『e』シリーズもデビュー。高弾道の『e5』、直進性の高い『e6』、吹き上がりを抑えた『e7』がラインアップ。
ボールのほかにBSGのグローブ、キャップ、キャディバッグも同時発売される。これらはすべて米国仕様のもので、日本のブリヂストンスポーツでは扱っていなかったモデル。
昨年は米国ボール市場のシェアが2位になるなど勢いのあるBSGではあるが、果たしてブリヂストンの逆輸入バージョンが日本で人気となるか。
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