プロゴルファーの勝負ウェアといえば、赤や黒などビビッドカラーの派手系のイメージ。だが、全英オープンでは落ち着いた雰囲気のヨーロッパ系ブランドのウェアが際立っていた。
ドイツのマーティン・カイマーやローアマのトム・ルイス(イングランド)が着ていたのはドイツのブランド、ヒューゴボスのゴルフウェア「ボスグリーン」。ポロシャツの価格帯が1万9000円~2万3000円とかなり高めだが、全英効果か、ショップへの問い合わせが増えているという。カイマーらが着用するのはプロエディションという市販モデル。デザインはもちろん、吸汗や通気性などの機能にこだわり、比較的ゆったりした着心地。
オーストラリア出身のアダム・スコットはアクアスキュータムを着ている。ロンドンの高級服仕立屋からスタートしたブランドで、日本でゴルフウェアの取り扱いはない。通常のアイテムの価格帯として、カジュアルシャツなら2万円、ニットで2万6000円。
また、アメリカを代表するブランド、ナイキもヨーロッパ発の「リミテッドエディション」を展開。ポロシャツで8925円~1万500円と、通常ラインより高めだが、えりやボタンの形などディテールにこだわりあり。色合いも柔らかい感じで、幾何学模様など、米モデルとは違ったデザインが話題だ。やや細身でスリムフィットの着心地になる。
派手すぎるウェアはちょっと……という大人ゴルファーは、シックなヨーロッパ系ブランドでおしゃれをアピールするのも手だろう。
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