今年も女子のプロテストが行われ、20人のルーキーが誕生した。合格者の顔ぶれを見てみると、例年に比べてやや小粒な感が否めない。
03年に宮里藍がアマチュア優勝した翌04年のプロテストは、藍のライバル横峯さくらに注目が集まった。「目標は合格ではなく、トップ合格」(横峯)だったが1打及ばず、トップの座を上原彩子に譲り、悔し涙を流した。
05年は諸見里しのぶに注目が集まり、9位タイで合格。上田桃子(3位タイ)や飯島茜(12位タイ)も一発合格を果たした。06年は有村智恵が、07年は服部真夕が見事、トップ合格を果たした。08年から昨年までは、森桜子、藤本麻子、酒井美紀と日本女子アマの覇者が実力を発揮して一発合格した。
今回は森美穂や香妻琴乃の美少女系トップアマに注目が集まったが、森にいたっては予選すら通らず、香妻も最終日にスコアを伸ばして、やっとの合格。やはり注目の、プロ野球工藤公康の娘・遥加も最終日に「66」の大爆発で、なんとか合格を果たした。
トップ合格のサタヤンパット(タイ)と6位に入った川満陽香理は、無名ながら女子下部のステップアップツアーで優勝経験がある実力者。合格当時は無名だったが2年後、賞金女王になった上田桃子のように、数年後にはこの合格者のなかから賞金女王が生まれるかもしれない。
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