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オデッセイ「ホワイトダマスカス」は4万7250円。伝説のダマスカス鋼をフェースインサートに使用
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サンクロレラクラシック最終日、最終ホールまでもつれる激戦の末に今季初勝利を挙げた池田勇太。ウイニングパットを決めた瞬間、右手は力強いガッツポーズ、左手には見慣れないパターがしっかりと握りしめられていた。
このパターの正体はオデッセイの「ホワイトダマスカス」。前週のセガサミーカップからシーディング(プロ支給)が始まったばかりで、池田自身も試合直前の火曜日に初めてテストしたパターだ。だが、「いままでにないフィーリングの面白いパター」(池田)は、出球や転がりもイメージ通りだったため、試合で使うことを決めるのに時間はかからなかった。プレースタイル同様、素早いジャッジメントが初日66、3日目64という爆発的なスコアに結びついたといえよう。
ちなみにダマスカスとは、古代インドで作られ、シリアのダマスカスで刀剣に加工されたことからその名がついた伝説的な鋼(はがね)で、強靱かつ錆に強い特性を持ち、木目のように美しい縞模様のため“中世の勇者”騎士の刀剣に使われた素材だ。
「ホワイトダマスカス」は、この希少なダマスカス鋼をフェースインサートに使用することで、樹脂のインサートよりも手に打球感が伝わりやすくなった。
米国で発売されたシャフトまでダマスカス素材のタイプは今やプレミア級
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ラインナップは、池田勇太が使用しているマレットタイプ(#5)のほか、ツアープロに人気の高いピンタイプの#1とL字マレットの#9。軟鉄削り出しボディの仕上がりも美しく、これまで樹脂インサートのソフトな打感を好まなかったプロも興味津々。池田がいきなり優勝を飾ったこともあり、ツアーでブレイクしそうな気配だ。
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